手振れ補正とはカメラで被写体がぶれて映らないように、手振れがなかったように機械的に補正する機能です。しかしゴルフ用のレーザー距離計にその機能は役立つでしょうか?遠くの対象物を計測するために細かに向きを変えることが多いゴルフレーザー距離計で手振れ防止が機能すると思うように操作できません。手振れ補正機能がある距離計もピンシーク機能と同じ仕組みでピンフラッグを計測するのでピンフラッグ周辺をなぞるように計測する必要がありますが手振れ補正機能のせいでそれがとてもやりにくいのです。ピンフラッグに直接向けようと細かくレーザー距離計の向きを変えるとそれを手振れと判断し補正されてファインダー内の景色が変わらないのです。さらに向きを変えると、向けたかった方向を大きく超えた景色に変わってしまいます。手振れ補正機能があるレーザー距離計とないものとで同時に計測すると、手振れ補正機能がない方が計測が早くできることを実感できます。
手振れ対策の基本としては、ただしい姿勢で計測することです。ゴルフスイングと同じですね。(1)利き手で持ち、人差し指で計測ボタンを操作する。(2)反対の手を添える。(3)両脇をしめる。(4)ファインダーをできるだけ目に近づける。 などを守るだけでかなり手振れを抑制できます。
そして、ゴルフレーザー距離計は、ファインダーの中心点の狭い範囲だけを計測するので、銃で的を狙うように、計測したい対象物をファインダーの中心点に正確に向けて計測してください。
多くの方が間違った計測法でうまく計測できずにいます。正しい計測法を知れば、18ホールすべて快適に計測できます!
ピンシーク機能とロックオン機能の仕組みを理解すれば、レーザー距離計は快適に使用できます。
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